七回死んだ男/西澤保彦
【あらすじ】
どうしても殺人が防げない!?
不思議な時間の「反復落とし穴」で、甦る度にまた殺されてしまう、老人。
「落とし穴」を唯一認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。
孤軍奮闘の末、少年が思い付いた解決策とは?
【感想文】
バタフライ・エフェクトっていう映画はご存じでしょうか?
まさにあんな感じです。
おじいちゃんが殺される→元に戻る→防ごうとする→でも、殺される→元に戻る→防ごうとする→やっぱり、殺される→元に戻る→防ごうとする→
僕が、読んだのは5年以上前なんですけど、内容をはっきり覚えてます!
結構、ミステリーのトリックを読みながら当てるのが得意なんですけど、当てれなかったんです。で、トリックがわかった瞬間が悔しくて…「あー、あそこかぁ!」みたいな。
あと、登場人物のキャラが今っぽくなくて、いかにもミステリー小説のキャラって感じなのも、小説読んでる感が出て僕は好きですね。
読書初心者にもおすすめです!
トリックは『あの場面』に詰まってるので、当ててみて下さい。
【おすすめ度】
A