夢をかなえるゾウ2/水野敬也
【あらすじ】
「お金」と「幸せ」の関係、ごっついの教えたろか。
脱サラし、お笑い芸人になった西野勤。しかし才能がなく、8年間、売れることなくくすぶっている。
そんな彼の元にガネーシャが降臨! 「ワシとコンビ組もうや」。
ガネーシャとお笑いコンビを組んだ西野は果たして夢をかなえることができるのか?
貧乏神の金無幸子も加わり、「お金」と「幸せ」の真の関係が理解できる、シリーズ第2弾。
【感想文】
先日、1作目を読み直して続編も読んでみようと思っていたところ……書斎に『2』がありました。
…前に読んでました。
で、さっそくもう1度読んでみましたが、面白い!なんで忘れてたんかな??
1作目は「成功のための方法」について掘り下げていたのに対し、2作目はより「お金」にフォーカスした内容です。
貧乏神に釈迦、ポセイドンに死神まで出てきます。
なぜこの世界の神様はこんなに煩悩にまみれているのか(笑)
釈迦も死神の幸子さんもいいキャラしてます。釈迦はちょっとウザいけど。
「リアル・キング・オブ・ゴッド」、幸子さんとの漫才ならいい線いっていたと思いませんか?
で、肝心の内容ですが、万人受けというか、誰が見ても心に刺さるのは1作目かなと。
でも小説としてはどっちも同じくらい面白くて、読みやすさは2の方がサクサク読める。そして、後半にかけて急にいい話になってきます。
ちなにみ、ガネーシャは神様の中でも結構偉い方なんですね。
『さすガネーシャ』
3作以降は見ていないので、近いうちに必ずみます。
【おすすめ度】
A