夢をかなえるゾウ/水野敬也
【あらすじ】
ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話すとてつもなくうさん臭い神様ガネーシャ。
聞けば歴史上のキーパーソンは自分が導いたという…。
しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。
こんなので僕は成功できるの!?
【感想文】
まず、小説として面白いですよね!
ガネーシャのキャラが絶妙過ぎます。
この本の内容が普通の自己啓発本スタイルだったら、こんなに心に響かなかったと思います。
YouTube大学で取り上げられて読み返しました。
30歳くらいのときに初めて読んだんですけど、読んだタイミングがよかったんですよね。
簡単に言うと「悩める凡人が成功するためにどうすればいいか」、その道筋をガネーシャが教えてくれる話なんですが、教えは、わかっているようで意外と出来ていないこと、でも大切なこと、です。
社会人になってバタバタして、最初の気持ちが曇ってきたときにあの頃の気持ちを思い出させてくれます。
ちなみに僕が読んだのがちょうど、「仕事は一通りそこそこ出来るようになったけど、このままでいいのかな」みたいな時だったので、マジで「本と出会った」って感じました。
なので、入社して数年経ってちょっと悩んだときに読んで欲しいです。
社会人5年目に全員読むような法律があればいいと思うくらいいい本です。
『靴をみがく』『まっすぐ帰宅する』『環境を作る』とかは今でも続けてます。
でも『身近にいる一番大事な人を喜ばせる』とかできてないことも多いなぁ。
続編の2~4も読んでみよっと。
【おすすめ度】
S
(これから頑張りたい人には絶対おすすめです)