ふしぎな図書館/村上春樹
【あらすじ】
ぼくが図書館に「オスマントルコ帝国の税金のあつめ方」の本を探しに行くと、「階段をおりて右。107号室」へ行くように言われる。
その先には地下牢のような部屋があり、ぼくはそこに閉じ込められてしまう。
1か月後、知識をためてとろとろになった脳みそをおじいさんに吸われてしまうらしい。
【感想文】
佐々木マキさんの挿絵でポップな感じですが、内容は意外とポップじゃないです。
図書館の地下迷宮、脳を食らう老人、羊男、黒い犬、謎の美少女、地下牢からの脱出。
可愛い絵のわりに終わり方も全然可愛くない(笑)
現実か虚構かあやふやな感覚。
これが村上ワールドなんでしょうか?
実は、村上春樹さんの本をこの1察しか読んだことがないんです。
なんとなくとっつきにくくて。
で、たまたま本屋で見かけて、この絵に誘われて読んでみました。
感想は、「不思議。」でした。
これは、ファンタジー?ホラー?なんなんでしょう??
本当に不思議な絵本です。
しかも、「図書館奇譚」というシリーズなんですね。
読んでみたい。でもなんで読みたいのかよくわからない。そんな本です。
村上春樹さんのメジャーなのも読んでみようかなぁ。